なかなか市販の靴が足に合わない場合、
日本で作る靴の「標準サイズ」から遠いことが
原因だろうと思います。
女性用の既製靴の場合、その標準の範囲は
足長 22.0cm~24.5cm
足囲 いわゆるE~2E
あまり変形がない状態
かと思われます。
この範囲外になってしまうと
たちまち、選択できる靴が少なくなってしまいます。
範囲内でも、ギリギリのラインだと厳しいかもしれません。
身に着けるものの中では、
サイズ設定が細かい方の「靴」ですが、
それでも、大雑把です。
既製靴を提供する側からすると、
できるだけサイズ設定を少なくして
材料や売れ残りの無駄を省きたいところかと思います。
S・M・Lにしてしまうとか。
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体重は、本気でがんばれば、
標準に近付けることができますが、
身長と足のサイズは努力では操作できません。
自分の足は見慣れているので、
ごく普通だと思うのですが、
標準からは外れている場合があるんですね。
まさに私自身がそうでしたが。
mm単位で靴は合ったり合わなかったり。
ある人に合う靴が、
別の人には全く合わないことも、
当たり前ですね。
その一人に、少しでも近いサイズで作るには、
その人だけに向けて作るしかないのだろうと思います。
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なかなか奥が深く簡単ではないですが、
一生懸命、近付けるようにお作りしています。
靴を新調したいなと思ったときの
選択肢のひとつに、オーダーも加えていただけると幸いです。
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ショールーム移転オープンから
あっという間に1年が経っていました。
halva * halva ハラナツコ